たくさんの人たちに知って欲しい発達支援


2023年初めての、発達支援教育士の講座はリクエスト開催!


松山三越カルチャーさんでの講座案内公告に、

わたしの名前が載っていたことがきっかけで、

是非受講したいと連絡をくださいました。


下の子どもさんが2歳と小さいため一時預かりに預けご参加くださいました。


ファミリーサポートセンターで、

育児サポートで関わりのある方で気心が知れていることもあり、

和やかな雰囲気でお話しできたのが何よりでした。

上のお子さんのお悩みを改善したいとの事。


子どもさんとの関わりの中で、

どうしても自分が「こうあって欲しい」という気持ちが先に立ってしまい、

叱りつけてしまうことも多いそうです。

これって母親なら誰しもあることですよね。


特性がある子どもさんの場合は、自閉傾向があれば、見通しを立てたり、

周りの空気を読む、判断する、応用することが苦手な傾向があります。


朝の支度に時間がかかりつい叱ってしまうことも・・・

順番通りにしないと混乱するようで・・・

途中でひとつ、いつもと違う順番になってしまうと

次は何をするのか全く分からなくなってしまいます。


1、ズボンをはく

2,シャツを着る

3,靴下をはく

4,上着を着る

5,ランドセルを背負う

6,水筒をななめにかける

7,帽子をかぶる

8,サブバッグを持つ

9,玄関で靴を履く

このように順番が頭の中にあるとします。

間違って4,上着を着る の次に6,水筒を掛けたとします。

「あれ?ランドセルってどうするんだっけ?」

もう一度やり直ししないと分からなくなってしまいます。


こんな時は目で見てわかる視覚支援が有効です!

講座の中で、自閉傾向のある子どもさん向けの

準備表をお伝えしました。


講座の中でお伝えすることは、発達障害の子どもさんだけでなく、

多くの子どもさんにも是非活用していただきたいことばかりです。

「この内容は、発達障害が無くても使える内容ですね。」

と言ってくださいました。

「弟さんにも是非活用してみてくださいね。」

順番通りできているかな?と自分で確認できる方法を

イラストなどで見やすく表示することで

自分でできることが増えてくるはずです。

忘れ物をしないための方法もありますよ!








愛媛・松山・発達支援教育士・篠原さい子

発達障害を持つ子どもや家族、教育関係者などに向けた発達障害がある子どもへの支援方法を具体的に伝えます。ファミリーサポートセンターでの育児サポート経験から、自閉症、ADHDなどの子どもに対する声掛け。なぜできないのか?をどうしたらできるのか?に変えるための支援方法を学んでみませんか?・発達障害とは・支援方法の基礎・視覚支援とコミュニケーションのヒント・服の管理と身だしなみ・お金を上手に使うための工夫

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